IT系の仕事とは?未経験、文系でも大丈夫。求められるスキル3つ

IT おしごと

「IT系の仕事ってみんなプログラマーなの?」
「どんな仕事をしているのかわからない・・」と思っている方もいるのではないでしょうか?
私もよくこのような質問をされます。私もそう思ってました。
また、「興味はあるけど、パソコンとか得意じゃないし難しそうだから自分には無理だな」と言われることも多いです。

今回は、
「どんな職種があるのかわからない」
「IT系の仕事に興味はあるけど、知識がなくても大丈夫なの?」
「未経験者や文系でも働くことはできる?」
「若手でも活躍できる?働きやすい環境で働きたい」
こういった悩みに答えていきます。

目次①IT系の仕事内容をまとめました。
目次②ITの知識がなくても問題ない理由。
目次③未経験者、文系の方も目指せる、IT企業で働くのに求められるスキル3つ
目次④若手社員も活躍する場が多い。在宅でも働ける。

この記事を書いている私は、IT系の企業に10年以上働いています。入社するまではITの知識どころかパソコンも持っていませんでしたが、問題なく働けています。

こういった私が解説していきます。

■1.IT系の仕事内容をまとめました。
IT系の仕事と一言でいっても様々な種類があります。ITとは「Information Technology」の略語で、コンピューターや、インターネットなどのネットワークに関する技術のことです。エンジニア(技術者)というと難しそう、理系の仕事と思われがちですが、ITエンジニアは理系以外の文系でもできる仕事が多いです。IT系エンジニアの仕事は大きく5つに分類し、それぞれの仕事内容について説明します。

①開発系エンジニア
・システムエンジニア(SE)
プログラミング言語を用いて、システムやソフトウェア、アプリケーション等、システム開発に関わる一連の業務を行う仕事です。具体的にはシステム設計や最終的なシステムのチェックやテスト、保守運用を行います。クライアントの要望を正確に聞き出し、プログラマーへ分かりやすく伝える役目を担うため、プログラミングに関するスキルも必要ですが、コミュニケーションスキルや理解力が必要となります。

・プログラマー
SEが作成した設計図を元に実際にプログラミングを行う仕事です。優先順位を考え順序良く組み立てていく論理思考が求められます。

②インフラ系エンジニア
・ネットワークエンジニア
ネットワークの土台となるインフラシステムの設計や構築、運用保守を行う仕事です。安定したネットワークを構築、維持するためにはネットワークインフラの整備が重要です。低コストで品質の良いネットワークを構築するために、最新の技術動向や、製品の知識等、常に新しい情報を収集し改善が求められます。

・サーバーエンジニア
サーバーの設計、構築、運用保守を行う仕事です。サーバーとは、システムを動作させるために必要な情報を格納するコンピューターのことで、システムの利用用途によりサーバー仕様(ユーザー数やCPU、メモリ等)の調整・設計が必要になります。また、定期的にログデータを取得し、障害が生じた際の原因究明や復旧作業を行います。

・セキュリティエンジニア
情報セキュリティに特化し、サイバー攻撃や情報漏えいを防ぐためのシステム設計、構築、運用を行う仕事です。昨今、セキュリティにはどの企業も対策に力をいれているため、需要がとても多いです。
社内外のセキュリティ対策を行うため、幅広いネットワーク機器やプログラミングスキルが必要になります。また、クライアントや社内の部署と密な連携が求められるので、コミュニケーション能力も大切なスキルです。

③サポートエンジニア
・ヘルプデスク
製品を導入したクライアントからの問い合わせを受け、操作方法を説明したり、トラブルの原因・解決方法を遠隔で指示する仕事です。
クライアントからの報告内容から原因を特定する必要があるため、基本的なIT知識、担当する製品に関する知識、問題解決能力が必要である他、トラブル等の場合にはクライアントと協力して問題をスムーズに解決するためのコミュニケーション力が必要になります。

④Webサービス系エンジニア
・Webデザイナー
Webアプリケーションやポータルサイト、企業コーポレイトサイト、スマホアプリ、ECサイト等、様々なWebサイトの制作を行う仕事です。クライアントからどのようなサイトにしたいのかヒアリングを行い、制作を行います。

⑤マネジメント系エンジニア
・プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクトの計画、予算、リソース、工程等のプロジェクト全体をマネージメントする仕事です。
社内外の関連部署と密な連携が必要となるため、IT関連スキルだけでなくコミュニケーション能力が必要になります。プロジェクトの遅延やトラブルを対応する調整力やチームをまとめるリーダーシップ、予算管理や経営層への説明等のマネジメント力も求められます。

・ITコンサルタント
ITを活用して企業が抱える課題を解決する専門家です。システムの見直しや新しいシステムを導入するための提案を行います。IT系の知識だけでなく、経営に関する知識やデータの分析、活用方法など幅広い知識が求められます。

■2.ITの知識がなくても問題ない理由
結論として問題ありません。
なぜなら、誰でも最初は知識ゼロだからです。私自身も入社したときは知識ゼロでした。しかし、上司や先輩がサポートしてくれる会社であったこと、研修制度がしっかり整っていたため、入社してから勉強することはたくさんありましたが、現在ではプロジェクトマネージャー(PM)を務めることができるようになりました。
また、IT系の企業は社会のニーズが大きく、新技術や新サービスが常に開発されているため、人手が足りていないところが多く、未経験者OKのIT系企業の求人が多いです。未経験OKの企業は研修制度が充実している企業もたくさんあるので、応募前に確認してみましょう。
テクノロジーは日々進化をしています。今日の技術はすぐに古くなります。新しい技術は誰もが未経験、初心者です。これから知識を身に着けていけば、誰でもできる仕事です。新しいことに積極的に挑戦していきましょう。
ここまで読んで方で興味があるけど、やっぱり自分にはできるか不安だなと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、問題ありません。私も苦労しましたが、少しずつ実務経験を身に着ければいつか一人前のエンジニアになることができます。

■3.未経験者、文系の方も目指せる、IT企業で働くのに求められるスキル3つ
IT系の仕事というのは、技術的な知識だけでなく文系的な能力が必要になります。
ITに興味があり、変化に柔軟に対応するスキル
やはりITに興味があることが大切です。そしてIT業界はとても変化が早いです。技術は次から次へと新しい技術が生まれるため、変化に対応できる柔軟性と新しい知識を習得する積極性と向上心が求められます。

コミュニケーション力
開発プロジェクトはチームで業務をすることが多いため、社内外の関係者と幅広くコミュニケーションをとることが求められます。スケジュール通りに工程を進めるには情報共有は欠かせません。
またクライアントが持つ悩みをヒアリングしながら分析し、分かりやすく説明するにもコミュニケーション能力が必要になります。

(3)洞察力、文章力、論理的思考力
クライアントがどのようなシステムを求めてるのか、システムで実現したいことは何か等、クライアントの悩みから課題を見抜く洞察力が求められます。どのようなシステムを実現させたいのかを表現する文章力や論理的思考力も必要です。

■4.若手社員も活躍する場が多い。在宅でも働ける。
比較的歴史の新しい企業が多く、若手社員も活躍する場が多いです。また、リモートワーク(在宅ワーク)を導入している企業が多いです。私の会社も1年前からリモートワーク(在宅勤務)が推奨されほぼリモートワークです。会社に出勤する通勤ストレスがなくなるととても働きやすいです。また、通勤時間に使っていた時間を活用し、新しいことを始める時間に充てることが可能です。

以上、IT系の仕事内容と求められるスキル、働く環境について説明しました。

IT系の仕事は様々な種類の仕事内容があります。IT業界はこれからも進歩していく業界です。
自分がどのような仕事がやりたいのか、その企業はどのような事業を行っているのか、働く環境は整っているのかを調べ、自分にあった職種を選んでください。社内外での研修制度が充実し、学ぶ環境をしっかりサポートしてくれる企業を選べば、未経験でも安心してチャレンジできると思います。

コメント